アロマオイルブレンドの基本
公開日:
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最終更新日:2017/10/24
アロマオイル基礎知識
好みと気分、悩みに合わせて気軽にブレンドしてみよう!!
シングル(単品)のアロマオイルでも香りやリラックス時間を十分に楽しむことができますが、気分や体調にあわせて好きなオイルをブレンドしてみましょう。それぞれのオイルの良さを引き立てあってさらにアロマセラピーを楽しむことができます。
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アロマオイルをもっと楽しめる、アロマオイルのブレンドについての記事をまとめました。季節の悩み、体調に合わせたブレンド、気分にあわせてよりアロマオイルを楽しめる、アロマオイルのブレンドに関する情報を見るならこちらです↓
【記事まとめ】アロマオイルのブレンドして楽しもう▶
ブレンドするときのコツ、テクニック
下の表をご覧ください。アロマオイルを原料や香りの性質から分類した表です。この表の中から相性のいい組み合わせを探していきます。
この図の隣り合っているグループは合わせやすいと言われています。
①同じ系統の香りをブレンドしてみる
表の中で同じ系統に入っているオイル同士は相性がよく、ブレンドしやすくてオススメ。例えば柑橘系の「グレープフルーツ+レモン」はともにフルーティーな香りでフレッシュな気分にさせてくれるブレンドです。他にも、「ミント+ローズマリー」のハーブ系のすっきりした香りの組み合わせは思考を頭をすっきりとさせるのにぴったりです。
②異なる系統のブレンド
異なる系統のブレンドは同系統よりもブレンドが難しいですが、深み・コクのある香りを楽しむことができてお勧めです。手持ちのオイルを少しずつブレンドして試してみましょう。
②-1相性のいい系統
柑橘系のジューシーな香りと、フローラル系の甘い香りは相性抜群です。例)「ラベンダー+オレンジ」「マンダリン+ローズ」
また、
森林浴を思わせる樹木系の香りと、フローラル系の香りは深みのある味わいが似ているからブレンドの相性がとてもいいです。
例えば、「ローズウッド+ラベンダー」「ユーカリ+ラベンダー」
香りの強弱を組み合わせる
アロマオイルには、1滴でも強く印象的に香るもの、数滴でもほのかに香るものなど、種類によって香りの強弱があります。
その時々の気持ちの状態や、体調、気温や湿度などでも強弱は変わりますが、ブレンドするときにはバランスを考えて組み合わせを決めると良いでしょう。
一般的に、香りの強いと言われているアロマオイルは、ティーツリー、セージ、タイム、ネロリ、クローブ、ペパーミント、レモン、レモングラスなどハーブ系の者が多くあります。
反対に香りが弱いと言われているのが、サンダルうっと、フランキンセンス、ベルガモット、ラベンダー、ジュニパーベリー、サイプレス、ローズウッドなどがあり、
中くらいの香りの強さのものには、イラにラン、ゼラニウム、オレンジ、カモミール系、ミルラ、ミルラ、フェンネル、パチュリ、ブラックペッパーなどがあります。
アロマオイルのノート(揮発性)の違いから組み合わせを選ぶ
アロマオイルにはそれぞれ、香りの「ノート(揮発速度と持続時間)」があります。
このノートは19世紀にフランスの調香師「ピエス」が分類したといわれ、
1.トップノート、2.ミドルノート、3.ベースノートの三つに分かれます。
アロマオイルを分類するときにはこの「ノート」をバランスよく配合することで、より良い香りを長く、また香りが変化していく様子も同時に楽しむことができます。
目安としてトップ:ミドル:ベース=2:2:1の配合がよいとされていますが、この考え方は香水として楽しむときにオススメの方法なので、アロマの効用と、好みの香りなど他のブレンドの要素と競合して姉妹のであれば、あまり考えなくても大丈夫です。
参考までに、アロマオイルのノートについてまとめてみます。
トップノートのアロマオイル
トップノートは最も揮発が速い香りで、最初の印象を決める香りです。
ティーツリー、ペパーミント、ローズマリー、柑橘系のアロマ(レモン、ベルガモット、オレンジなど)、ユーカリ、レモングラス
などがあります。
ミドルノートのアロマオイル
ミドルノートのアロマオイルは、揮発速度が中くらい、ブレンドオイルのメインに使いやすいアロマが多くあります。
イランイラン、ゼラニウム、ネロリ、フランキンセンス、ラベンダー、カモミール、クラリセージなど
ベースノートのアロマオイル
すぐに香り出すのではなく、時間がたつと香り初め、長く楽しめるのがベースノートのアロマオイルです。
香りを長続きさせたいときに選ぶとよいです。
シダーウッド、パチュリ、ベチバー、サンダルウッドなど
ブレンドの分量
アロマオイルは揮発し、また空気に触れることで劣化が始まるのでブレンドをするのなら使う分だけその都度ブレンドするようにしましょう。例えばアロマディフューザーに入れる際に1~2滴ずつ垂らすなどです。ほかにもアロマバスを作る際に、バスソルトに1~2滴ずつ垂らしてなじませ、お風呂に溶かします。
スプレーなどにして作り置きをするなら、精製水とアルコールなどを用意して混ぜて置くことをおすすめします。
また、スプレーの便などは茶色や黒、グリーンなど色が付いたもの、ガラス製を選びます。
色つきなら陽の光の影響をうけにくく、ガラス製を使うことでアロマオイルの成分で瓶が解ける心配がありません。
さっそくアロマオイルのブレンドを始めてみよう
これまでがアロマオイルのブレンドについての基礎知識でした。ここからは、さっそくブレンドを実践していきましょう。
後におすすめの組み合わせについても紹介していきますが、自分で独自にブレンドしてみるなら、メモ用紙などを用意して、アロマオイルを一滴ずつ垂らして香りをテスティングしてみましょう。
オリジナルのブレンドを試すなら、午前中の空腹・満腹時を避けてテスティングしましょう。
ブレンドのテーマを決めよう
なぜ、アロマオイルをブレンドしたいのでしょうか?
気持ちをすっきりさせたい?疲れを取りたい?身体を暖めたい?
アロマセラピーを通して得たい状態をイメージし、その状態への手助けをするアロマオイルを選んでいきます。
メインのアロマオイルを選ぶ
ブレンドを始める前に、メインとして使いたいアロマオイルを選びます。
すっきりしたい気分だからミント、疲れをリラックスしてとりたいからカモミール・・・などなんとなくでもいいので、効能を理解しているものを選ぶといいでしょう。
効能的には今の状態とあってはいるものの、あまり気持ちよく感じない香りならば、避けましょう。
例)すっきりしたい気分だけど、ミントはなんだかツンとして気持ちよくない、など
メインに合わせるアロマオイルを決める
次に、メインに選んだアロマオイルと作用が似たもの、作用を補うもの、相性がよいとされている香り、などの基準から合わせていくアロマオイルを決めます。
メインに選ぶ際に、候補にあがったほかのアロマオイルを組み合わせてみるのも、よい選び方です。
メインのアロマオイルを垂らした紙片を複数用意して、あわせるアロマオイルを少しずつ足していったり、別のオイルを加えたりしながらブレンドしていきます。
アロマオイルの瓶のふたを開けて、組み合わせたいアロマオイルを交互に香りをかぐだけでは、実際にブレンドしたときと香りが異なることがあります。
候補を決める時点ではその方法でも大丈夫ですが、作り置き用に大目に作る前に、一度は紙などにアロマオイルを垂らして、実際に混ざった状態の香りも確かめましょう。
おすすめのアロマオイル、ブレンドの組み合わせ
せっかくアロマオイルを集めるなら、ブレンドの組み合わせ相性がいいオイルをそろえたいですよね。たくさん持っていれば、試す楽しみもありますが、これから一から始めたい方の購入の参考になるように、ブレンドの相性がいいアロマオイルをご紹介します!!
すでにアロマオイルを何本かもっている方でも、新しい楽しみ方が見つかるかもしれません♪買い足しの参考にもぜひご覧ください。
今回注目したのは、おすすめのアロマオイルは?というアンケートで1~3位にランクインしたラベンダーとオレンジ、ローズマリーの3本。
(今後他のアロマについても更新していきますのでお楽しみにお待ちください)
調べてみてわかったのは、ラベンダー、オレンジ、ローズマリーの3本がそれぞれにブレンドの相性がいいということ。
組み合わせがしやすい、というのも上位にランクインした理由なのかもしれませんね^^
人気上位3位のアロマオイルでできるおすすめのブレンド
※お風呂に使うなら※
バスソルトに垂らしてからお風呂に入れると、とかしやすくておすすめ。
※マッサージに使う時は※
アロマオイルの純度によっては直接肌に付けられないこともあります。お手持ちのアロマオイルの表示などを確認し、必要に応じてマッサージオイルと混ぜるなどしておつかいください。
体の芯から温まるローズマリーとラベンダーのブレンド
①お風呂にいれて、身体の芯からあたたまるなら
【ローズマリー1滴】+【ラベンダー5滴】
②むくみケアに、あったかマッサージ
【ローズマリー4滴】+【ラベンダー6滴】
オレンジのフレッシュな香りを楽しむブレンド
①芳香浴で食欲を抑える
【オレンジ3滴】+【ローズマリー3滴】
①ゆったりバスタイムに
【オレンジ3滴】+【ラベンダー2滴】
おすすめアロマオイル第1位のラベンダーと相性のいいアロマオイルは
フローラル系のラベンダーと相性のいいアロマオイルは、
ゼラニウム、カモミール・ローマン、ローズ・オットー、スイート・オレンジ、グレープフルーツ、レモングラス、ベルガモット、ペパーミント、ユーカリ、ティートリー、イランイラン、サンダルウッド、フランキンセンス
など、
【柑橘系 エキゾチック系】です。
ラベンダー価格比較
おすすめ★ 2,052円(10ml)▶ |
1,620円(5ml)▶ |
おすすめアロマオイル第2位のオレンジと相性のいいアロマオイルは
柑橘系のオレンジと相性のいいアロマオイルは、
ラベンダー、ゼラニウム、ジャスミン、ローズマリー、ユーカリ、ティートリー、イランイラン、フランキンセンス
など、
【ハーブ系 フローラル系】です。
オレンジ価格比較
1,620円(10ml)▶ | 1,296円(5ml)▶ |
おすすめアロマオイル第3位のローズマリーと相性のいいアロマオイルは
ハーブ系のローズマリーと相性のいいアロマオイルは、
ゼラニウム、スイート・オレンジ、グレープフルーツ、レモングラス、ペパーミント、ティートリー、ブラックペッパー、フランキンセンス
など、
【樹木系 柑橘系】です。
ローズマリー価格比較
1,404円(10ml)▶ | おすすめ★ 1,620円(5ml)▶ |
アロマオイルの価格比較表を作りました♪
参考にご覧ください。
おすすめ&人気アロマオイルの価格を比較
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